ワイナリーについて

- AWI・アーチサンワインインポート
- AWI・アーチサンワインインポート/ジベンタールワイナリー
◾️ワイナリーの歴史 スイスの弁護士でワイン愛好家のマウロ・ヴォン・シーベンタル氏が1998年に創設したチリの伝統あるワイナリーです。 チリのアコンカグア・ヴァレーに位置し、そのテロワールを表現することを重視し、高品質なワインづくりを手がけています。 オーナー・シーベンタル渾身の力作ワインは、海外での高い評価(Vivino評価4.3)が保証された逸品です。 ◾️年表 1998 年:ワイナリー設立 1998 年:ブドウ植樹(10 ヘクタール分) 2000 年:ワイン醸造所建設 2002 年:初収穫 2013年:ヴィオニエを使用した白ワインを生産 現在:30ヘクタールの畑を所有し、6種類の赤ワインと白ワインを生産 ◾️受賞歴 ロバート・パーカー Tatay de Cristobal 97点 ロバート・パーカー Toknar 95点 ジェームズ・サックリング Montelig 93点 ◾️ワイナリーの立地 ワイナリーは、チリの首都サンティアゴから北へ120kmのアコンカグア渓谷にあるパンケフエ村の近くに位置しています。アコンカグア渓谷は、チリの最初の住民の歴史的証拠がある最も古い場所の一つです。 ◾️気候 アンデス山脈と太平洋の中間に位置する半砂漠地帯であり、温和で乾燥した気候です。 渓谷は年間300日以上の日照時間があり、ブドウが育つのに十分な日照量があります。パンケフエの気候は非常に乾燥しており、年間平均降雨量は200mmを超えませんが、アコンカグア渓谷はアンデスの氷河に近いため、山からパンケフエまで流れる運河のシステムによって、十分な水の供給が可能です。ブドウ畑にはハイテク灌漑システムが設置されています。夏は特に気温が高くなり、ブドウの日焼けなどのリスクがありますが、この畑は太平洋からの海風の恩恵を受け、暑い夏の午後でもブドウ畑の風通しが良く涼しい気候となっています。また、標高が高いため、日較差が大きく、日中は温かく、夜間は冷涼になり、ブドウの酸やアロマが保持されます。この理想的な気候が優れたワインづくりにつながっています。 ◾️ブドウの栽培環境 4つの主要なブドウ畑があり、アコンカグア・ヴァレーのパンケフエという小区画に位置します。メルローとカベルネ・フランは平野部の冷涼な粘土石灰質土壌、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カルメネール、プティ・ヴェルドには丘陵部の暖かい砂質石灰質土壌の畑を選ぶなど、品種ごとに適した環境を見極めて栽培しています。 ◾️栽培品種 赤ワイン向けにはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド、シラー、カベルネ・フラン、カルメネール、白ワイン用にはヴィオニエを栽培しています。 ◾️カルメネールの特徴 カルメネールの最大生産国はチリ。カルメネールの語源はカルミネ(Carmine)=「真紅色の」であり、色素の濃さが特徴です。 フランスのボルドー地方原産の黒ブドウですが、未熟だとピーマンのような青い香りが出るため、フランスよりも十分な日照量があるチリで栽培され、カルメネールから造られる上質なワインが生産されています。特によく熟したチリのカルメネールからは、非常に凝縮した果実味と濃い色素や風味が特徴な香り高いワインが生まれます。 香りの特徴は濃厚なブラックベリー系の香りと、黒胡椒のようなスパイスやリコリスのような甘い香りに、ビターチョコレートやコーヒーのような香りが調和します。オレガノやグリーンオリーブのようなアクセントがあり、お料理にも合わせやすいワインになります。 ◾️有機農法へのこだわり 有機農法の原則に基づき、環境に配慮したサステイナブルなブドウ栽培を行っています。 発酵には野生酵母のみを使用し、ワインはフィルターにかけず、樽熟成の過程で行われる自然な濾過を促しています。畑と発酵の両方で亜硫酸塩を使用していますが、その量は許可レベルよりはるかに少ない量に留めています。